10月26日(土)に、愛知県岡崎市
したくや縁代表 納棺師 尾崎圭子さんによる
納棺(のうかん)ワークショップ「波に抱かれて」が行われました。
まず韓国の紙で作る「蓮づくり」からはじまり
このあと
特別にデニムが貼られた柩(ひつぎ)を使った
さまざまな体験が行われます。
「棺」と「柩」
どう違うのか。
「死体」「遺体」「御遺体」
の違いとは?
みなさん「へぇ~」の連続です。
三重県はもとより
愛知県豊橋市や岡崎市
また大学院で日本の葬送儀礼を研究している
ロシア人女性の研究者も参加されました。
天冠(てんかん・額の三角形の布)
がとても気に入られ
このまま帰りたいとおっしゃってみえました。
天冠は、死後に目上の方(閻魔大王など)に会うときに
失礼にあたらないようにという冠をあらわすそうです。
お笑いのコントで着けるようになってから、廃れたとかw
十数年のキャリアにより練られたワークは
さまざまな気づきを与えてくれます。
参加者の方たちからは
「お寺の行事なのにとても楽しかった」
「おもわず「へぇ~」と言ってしまう話ばかりでした」
「棺の中でたくさんの気づきをいただきました」
「思わず涙が出ました」
「今生きていることが、当たり前ではないことを痛感しました」
「とても有意義で、他の人にも知らせたい」
「ぜひ論文に書かせてください」
などの感想がありました。
みんないっぺんに仲良しになりました。
尾崎さんには来年秋の永代経にて
2025年9月7日(土)13:00~
お話しいただく予定です。
したくや縁HP