山門
潮音寺の入り口です。こちらが正式な入り口になります。
真宗高田派 乙部山 潮音寺の山門のご紹介です。お寺の正門のことを「山門(さんもん)」と言います。
この門は、世俗の世界と仏道の世界の境にある、大切な門です。
昔、お寺は人里離れた山奥に建てられました。
その理由にはいくつかの説がありますが、静かな山の中で、修行に専念しようということもあったようです。
こうした由来から「oo山◇◇寺」というように山号をつけるようになって、平地に建てられたお寺の門も「山門」と言われるようになったそうです。
潮音寺にも「乙部山」という山号があります。
また、「さんもん」を「三門」と書く場合もあります。
これにも諸説あります。
ひとつには、お寺には本来、外山門、中門、正門の3つの門があるのが正式な姿であるから、というもの。
また、三解脱門(迷いの世界を抜け出すための3つの方法)を省略したもので、悟りを得るために通らなければならない門を表しているといった説もあります。