一鉢だった大賀ハスですが、2月に植え替えをしたところかなり繁殖していたので、今年は増やしました。今年は続々と咲いております。
夏空にも映えてとても清々しく、檀家さんにも好評です。
ー大賀ハスー
昭和22年に千葉市の東京大学農学部検見川厚生農場で、植物学者の大賀一郎氏がボランティアの協力を経て蓮の実を3粒発見しました。その発掘現場は縄文時代の舟だまりの遺跡であり、炭素測定の結果、なんと縄文時代に咲いていた蓮の種という事がわかりました。
大賀氏はさっそく発芽を試みたところ2粒は枯れてしまいましたが、残る1粒は発芽に成功し、2000年以上昔の地層から発掘された古代の蓮蓮であるという事で、ニュースは国内外に報道されました。
このような大賀博士の功績を讃え、以来「大賀ハス」と呼ばれるようになりました。
現在は千葉県の天然記念物に指定されています。