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令和4年 潮音寺 秋の永代経

「苦が聞かせる言葉~安穏なれという願い」

新堀慈心 師

大阪府 浄土真宗本願寺派・善照寺衆徒
あそかビハーラ病院 看護課長

本年秋の永代経は、大阪府 浄土真宗本願寺派・善照寺衆徒 新堀慈心先生にお越しいただきます。


日時 令和4年9月10日 13時より
場所 潮音寺本堂

※法要は13時から13時40分、その後、約10分の休憩をはさみ、法話は13時50分から15時半まで。


新堀先生は京都府城陽市にある(一財)本願寺ビハーラ福祉会が運営する「あそかビハーラ病院」の看護課長です。また同院はビハーラ活動の理念に基づいて、ビハーラ僧が常駐する病院としても有名です。

ビハーラとは古代インドのサンスクリット語で、「精舎・僧院」「身心の安らぎ・くつろぎ」「休息の場所」を意味します。本来、仏教の教えは、生・老・病・死の苦悩(四苦)を課題とし身心の安らぎをもたらすものから、お寺は「身心の安らぎの場所」と認識されてきました。そしてビハーラ活動とは、主にスピリチュアルな痛みに対するケアを意味します。スピリチュアルな痛みとは「魂が血を流している」痛みといわれ、そのような終末期の患者の気持ちを聴き、「いのち」を見つめなおすお手伝いをするのがビハーラ僧です。

「なぜ自分だけが病気になったのだろうか」
「何のために今まで生きてきたのだろうか」
「死ぬのが怖い」
「死んだらどうなるのか」
「きっと自分は死んでも救われない」

新堀先生は看護職を務められる中で浄上真宗の教えに出遇い、得度し僧侶となられました。現在は、僧侶と看護師(主に緩和ケアに従事)として、終末期医療の最前線で職務に従事されています。当日は、「苦が聞かせる言葉~安穏なれという願い」をテーマにスピリチュアルケアなどについてお話しいただきます。 

なおコロナウイルスの感染状況によっては法要が中止となる場合がございますことをご了承ください。その際は山門掲示板または潮音寺ホームページにてお知らせいたします。

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